歴史をつなぐ伝統工芸品「越前焼」を自分の手で！【福井・越前】

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瀬戸焼、常滑焼、信楽焼、備前焼、丹波焼とともに日本六古窯の一つに数えられ、当初から壺や甕、すり鉢などの身近な台所用品が作られていました。江戸時代、他の窯が茶器などを製造していく中、越前焼だけは雑器を焼き続けていきました。そのため、明治の頃には衰退の一途を辿り、一時は廃絶の危機にまで追い込まれてしまいます。

その歴史ある越前焼を絶やさないよう、町営の陶房「わづみ館」では、越前焼の陶芸体験を開き一般に広める活動を続けています。プロの陶芸家が丁寧に教えてくれ、自分だけのオリジナルの越前焼を作ることができます。1986年には伝統工芸品の指定を受けた越前焼の魅力を、体験を通じてぜひ感じてみて下さい。